運命の人

　学校帰りでよれよれの私はコピーを取ろうと
駅前のコンビニに向かってぼんやり歩いていた。すると隣のうどんやから見覚えのある男が出てきた。
思わず立ち止まる二人。
「おお。元気だったか？」男はいつもと変わらない
口調でそう問い掛けた。私はうなずく。
「お前、今なにやってんだよ」
私は現状を報告する。私は自分でも興奮しているのがわかった。そうなのだ。私はこの男に会いたいと思っていた。ここ一週間くらいずっとそう強く願っていたのだ。私は思わずそのことを男に伝えた。
「私ずっと会いたかったんです！」
すると、男はにやっと笑ってこういった。
「そりゃ、運命だな」
そして「また今度遊びにこいよ」といって
いってしまった。残された私は思った。
会いたいとと思いつづけていれば案外、思いは
通じるものなのだな、と。　（終）
　
　って書くとなんてロマンティックなんでしょう！
しかし実際はよれよれのジャージ姿の元・担任に
会ったというだけ。とほほ。でも最近会ってないな、現状報告したいなと思ったのは事実でして。
　実生活が寂しいものでついこんな文章に仕立ててしまいましたのよ。でも女子高の生徒と担任ってこんな感じよ？私ら交換日記もしてたしね（笑）　
　＊誤解のないように書いておきますが交換日記と
いっても学校で強制されているものでして。一週間に一回ださないとバツとして掃除当番やらされるから私はがんばってかいてましたよ。＊

本当は書きたいことほかにもあったのにな。