敦盛
2002年4月1日この間一年ぶりに薩摩琵琶の演奏会に
行ってきました。
この日演奏されたのは「俊寛」と「敦盛」。
通常平家物語を演奏するときは平家琵琶でと
決まっているのですが、タイトルや言葉遣い
を少し変えれば薩摩琵琶でも演奏できるそう
です。「俊寛」「敦盛」ともに元の題が異なり、
「俊寛」は忘れてしまったのですが「敦盛」は
平家物語では「敦盛最期」という題になって
います。
「俊寛」は割合地味な演奏なのですが「敦盛」は
さすがに戦いの場面だけあって演奏にも迫力が
あります。そしてドラマも。
私は平家物語の中でもこの「敦盛」が大好きです。
なんだか潔いけど悲しい。勝者も結局は悲しい
そして空しい気持ちで一杯になってしまうのです。
敦盛を討った熊谷次郎直実の息子はちょうど彼と
同じ位の年なんですね。もちろん敵ですから
首を刎ねるわけですが、その時に敦盛と約束する
のです。これから一生仏門に帰依し、敦盛の菩提
を弔うことを。
ところで、うちに飾ってあるとある種苗会社の
カレンダーの今月の写真が実はアツモリソウ
なのです。後から知った話なのですがこの他に
クマガイソウという花もあるそうです。
敦盛の菩提寺にはこのアツモリソウが咲き、
彼のお墓に対峙して熊谷次郎直実のお墓が
あるそうです。その脇にはもちろん自然の
クマガイソウが咲いているそうですよ。
なんだか不思議な感じがしませんか?
行ってきました。
この日演奏されたのは「俊寛」と「敦盛」。
通常平家物語を演奏するときは平家琵琶でと
決まっているのですが、タイトルや言葉遣い
を少し変えれば薩摩琵琶でも演奏できるそう
です。「俊寛」「敦盛」ともに元の題が異なり、
「俊寛」は忘れてしまったのですが「敦盛」は
平家物語では「敦盛最期」という題になって
います。
「俊寛」は割合地味な演奏なのですが「敦盛」は
さすがに戦いの場面だけあって演奏にも迫力が
あります。そしてドラマも。
私は平家物語の中でもこの「敦盛」が大好きです。
なんだか潔いけど悲しい。勝者も結局は悲しい
そして空しい気持ちで一杯になってしまうのです。
敦盛を討った熊谷次郎直実の息子はちょうど彼と
同じ位の年なんですね。もちろん敵ですから
首を刎ねるわけですが、その時に敦盛と約束する
のです。これから一生仏門に帰依し、敦盛の菩提
を弔うことを。
ところで、うちに飾ってあるとある種苗会社の
カレンダーの今月の写真が実はアツモリソウ
なのです。後から知った話なのですがこの他に
クマガイソウという花もあるそうです。
敦盛の菩提寺にはこのアツモリソウが咲き、
彼のお墓に対峙して熊谷次郎直実のお墓が
あるそうです。その脇にはもちろん自然の
クマガイソウが咲いているそうですよ。
なんだか不思議な感じがしませんか?
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